2023.11.07
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男性はなぜ鼻周りの皮脂が多いのか?原因や対策、引き起こされる肌トラブルをご紹介!
「ちゃんとスキンケアしているのに鼻周りだけテカってしまう」
「鼻周りがなぜか臭う...」
このように鼻の周りの肌トラブルに悩みをもっている男性は少なくないのではないでしょうか。
鼻の周りがテカっていると不潔な印象をあたえてしまうかもしれません。
そこで本記事では、鼻の周りがテカりやすくなるメカニズムからまた、その対処方法について詳しく解説します。
男性の鼻の周りがテカリやすい理由
実は、男性は女性に比べておでこから鼻にかけての「Tゾーン」の皮脂量が多いと言われています。
その理由は、男性ホルモンのテストステロンによるものです。
テストステロンは、皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を促進する作用があるため、男性は思春期以降、テストステロンの分泌量が増えることで、鼻の周りの皮脂量が多くなります。
また鼻の周りは顔の中でも特に皮脂線が多い場所なので、他の場所と比べてもテカリやすくなります。
鼻の皮脂を放置するとどうなる
鼻のテカリを放置してしまうと様々な肌トラブルを引き起こす可能性があります。
こちらでは、鼻のテカリを放置することで引き起こる3つの肌トラブルについてご紹介します。
いちご鼻になる
鼻の皮脂を放置すると皮脂や汚れが毛穴に詰まり、空気に触れて酸化し黒ずみになります。これが「いちご鼻」です。
一度いちご鼻になってしまうと、治すのが難しくなるので早めの対処が必要です。
ニキビになる
鼻の皮脂を放置すると皮脂や汚れが毛穴に詰まり、アクネ菌が増殖してニキビができやすくなります。
また、ニキビへの対処方法を間違えると悪化して『毛嚢炎』になることも。通常数日で治ることが多いですが、痛みがでたり長引いてしまうと病院から処方された薬で対応しなくてはなりません。
テカリを引き起こす
皮脂が多く分泌されると、テカリやべたつきの原因になります。それだけで見た目の清潔感がグンと下がってしまい、相手に不快な印象を与えてしまう可能性があります。
臭いが発生する
皮脂が過剰に分泌されることで毛穴が詰まり、そこから雑菌が繁殖してしまいます。すると最悪の場合、鼻の周りから臭いが発生することがあります。
では、どのようにして鼻周りの対処をすれば良いのでしょうか。
鼻の皮脂をキレイにする正しいスキンケア方法を紹介します。
ぬるま湯で顔を洗う
皮脂は冷たい水だと溶かしきれず、反対に熱すぎると肌に必要な皮脂まで落としてしまいます。
そのため、洗顔をする際は「30°〜35°」のぬるま湯にしましょう。
自分の体温より少し下くらいと覚えておくとわかりやすいですよ。
泡をたてて洗顔する
手のひらで泡立てるのも良いのですが、泡立てネットやスポンジなどを使用すると、簡単にたっぷりの泡を作れます。手から落ちないくらいのもっちりした泡で洗うと、毛穴の汚れが取れやすくなります。
ただ、ゴシゴシ洗うのは摩擦で肌を痛めてしまう可能性があります。
泡で優しく洗顔をするようにしてください
ぬるま湯でちゃんと洗い流す
洗顔料の流し忘れがあると毛穴の詰まりの原因になってしまいます。
入念に顔全体にぬるま湯をかけてしっかりと洗い流してください。
また、シャワーを直接顔に当てると毛穴が開いてしまう原因にもなるため、シャワーは顔に直接当てずに、手のひらにぬるま湯をのせて洗い流すと良いです。
タオルで丁寧に拭く
最後、タオルで顔を拭くときは顔を押さえつけるように優しく拭き取りましょう。
タオルを使用するときは、前日に使ったものではなく清潔なタオルを使用するようにしましょう。
化粧水・美容液・乳液を付ける
洗顔が終わったら、肌の保湿をします。
保湿の順番は以下の通りです。
■保湿の順番
①化粧水
②美容液
③乳液(クリーム)
まず化粧水では、つける際に手やコットンに出して肌を叩くのではなく、肌に染み込ませるようにつけてください。コットンに化粧水をたっぷり染み込ませて肌に貼っておくと、プチパックにもなるのでオススメです。
次に美容液をつける際には、手のひらの体温を利用して顔につけるとさらに効果が上がります。保湿の際は小鼻の周りや鼻の下も忘れずにつけてください。
化粧水と美容液を塗ったら、乳液を使いましょう。
乳液を使うことで、化粧水で補った水分を肌に閉じ込めることができます。
乾燥が過剰な皮脂の分泌原因のこともあるため、肌の状態や乾燥のひどい季節にはクリームの使用もしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
男性は女性に比べて鼻の周りのTゾーンに皮脂が溜まりやすいです。
また、その皮脂を放置すると、テカリやベタつき、いちご鼻などの肌トラブルにつながる可能性があります。
正しいスキンケアを生活にとりいれて、皮脂対策をしっかりおこないましょう。